コロナワクチン保冷庫の電源バックアップには蓄電池がおすすめ

コロナワクチン廃棄となるケースが相次いでいます。コロナワクチンを低温保管する冷蔵庫・冷凍庫の故障人為的なミス停電による温度異常が、ワクチンを廃棄することになった主な理由です。

停電によるコロナワクチンの廃棄は、保冷庫の電源バックアップを準備しておくことで防ぐことができます。保冷庫の電源バックアップとして、ポータブル蓄電池の導入を検討しましょう。

コロナワクチンが停電により廃棄となったケース

低温保管が必要なワクチンが停電により廃棄対象となったケースをご紹介します。

千葉県流山市では停電の影響でワクチン96回分を廃棄

千葉県流山市では、6月13日から14日にかけて発生した停電により、コロナワクチン96回分を廃棄しています。

千葉県流山市の江戸川台西地区や西初石地区などで13日夜から停電が発生、最大で4,650戸が停電したようです。

個別接種を行っているクリニックで冷蔵保管されていたファイザー社のコロナワクチンは2~8度で保管する必要があり、停電の影響で冷蔵庫内のコロナワクチンが8度以上になった恐れがあるとして、96回分のコロナワクチンを廃棄しています。

福島県いわき市では設備工事による停電でワクチン102回分を廃棄

福島県いわき市では、6月7日に発生した停電により、コロナワクチン102回分を廃棄しています。

6月6日深夜に、コロナワクチンの接種を行っている医療機関の施設内で行われていた設備工事で漏電ブレーカーが作動し、約55分間停電したようです。2~8度で保管する必要があるファイザー社のコロナワクチンの温度が、停電により14度まで上昇していたため、コロナワクチン102回分の廃棄を決定しています。

福岡県北九州市では集団接種会場の停電でワクチン114回分を廃棄

福岡県北九州市では、6月5日に集団接種会場の冷蔵庫で保管していたコロナワクチン114回分を廃棄しています。

6月4日に発生した強風により高圧線と樹木が接触、集団接種会場の香月スポーツセンター周辺が約2分停電しました。施設の警備員が館内の電源復旧を確認したものの、コロナワクチンを保管していた冷蔵庫は鍵のかかった部屋にあり、電源が切れていることに気付かなかったようです。4日昼頃に業者が確認したところ、常温で12時間が経過しており、ころなワクチン114回分の廃棄を決定しています。

北海道の浦河町では大規模停電でワクチン126回分を廃棄

北海道の浦河町では、6月4日に発生した大規模停電でコロナワクチン126回分を廃棄しています。

6月4日午後6時頃に、北海道の日高地方を中心に約4万9000戸の大規模停電が発生。浦河町では停電が解消されるまで3時間かかっており、診療所や病院の冷蔵庫で保管されていたコロナワクチン126回分の廃棄が決定しています。

ワクチン保冷庫の電源バックアップに蓄電池の需要が急増

さまざま要因でコロナワクチンを廃棄する事態が発生しています。コロナワクチンは低温で保管する必要があり、なんらかの理由でワクチンの温度が上昇してしまえば、利用出来なくなるからです。

停電によって低温保管が出来なくなる問題は、蓄電池を設置しておくことで解決できます。ディープフリーザーなどワクチン保冷庫の電源バックアップとして、蓄電池の設置を検討する自治体や病院も多く、需要が急増しています。

コロナワクチンが廃棄になる主な要因

コロナワクチンが廃棄される原因としては、停電による温度異常以外に、冷蔵庫・冷凍庫の故障やコンセントが抜けるなどの人為的なミスがあります。

6月13日には、ワクチンを保管していた川崎市の冷凍庫の温度が上昇し、6,396回分のコロナワクチンを廃棄しています。冷凍庫のメーカーは、製造の際の不備により温度が上がる可能性があるとして、294台の回収を呼びかけています。

また、福岡県の大牟田病院では、コロナワクチンを常温で3時間放置するという人為ミスが発生、1,044回分を廃棄しています。

予測が難しい停電でも蓄電池があれば対応可能

上記のような、冷蔵・冷凍庫の故障や人為的なミスが発生した場合は、コロナワクチンを廃棄するしか選択肢がありません

一方、自然災害などで停電が発生した場合には、電源バックアップを用意しておくことで、廃棄する必要がなくなります。停電で電力の供給が停止しても、蓄電池などで電力を供給すれば冷蔵庫内のコロナワクチンの温度が低下することはありません。

コロナワクチン用冷蔵庫に対応しているかを確認

蓄電池を導入しても、コロナワクチン用冷蔵庫に対応していなければ意味がありません。蓄電池が、現在使用している冷蔵庫・冷凍庫に対応しているかを確認しておきましょう。

コロナワクチン用冷蔵庫は、主に以下の4種類です。

型式メーカー名称
CVF-78HC日本フリーザー新型コロナワクチン保管用フリーザー
MDF-C9V1-PJPHC超低温フリーザー
UD-80W74NFEBAC-80℃ワクチン保管用フリーザー
LAB8sカノウ冷機超低温フリーザー

ワクチン保冷庫の電源バックアップにはpowergate japanがおすすめ

ワクチン保冷庫の電源バックアップには「POWERGATE JAPAN」がおすすめです。powergate japanは、ポータブル蓄電池「PGJ-7000」の販売を行っています。

ポータブル蓄電池「PGJ-7000」には、以下のような特徴があるポータブル蓄電池です。

ポイント

  • キャリーバック型なので持ち運びが可能
  • 7,000Wの大容量
  • 静音での電源供給が可能
  • コロナワクチン用冷蔵庫に対応

キャリーバック型なので持ち運びが可能

POWERGATE JAPANのポータブル蓄電池はキャリーバッグ型なので、どこにでも移動させることができます。コロナワクチン用冷蔵庫がどこにあったとしても簡単に運ぶことができ、すぐに電力の供給が可能です。

停電でコロナワクチンを冷やすことができなければ、すぐに使用できない温度まで上昇するかもしれません。発電機や定置型蓄電池だと、電源供給できるようになるまで時間がかかります。コロナワクチンの冷却のように、1分1秒を争うような事態の場合、どこにでも簡単に移動でき、すぐに電力供給が可能なポータブル蓄電池の方が使い勝手が良いです。

7,000Wの大容量

POWERGATE JAPANのポータブル蓄電池は、7,000Wの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しています。7,000Wというのは、ポータブル蓄電池としては業界初の大容量です。

自然災害で停電が発生した場合、すぐに復旧するとは限りません。短くても数時間、長ければ1日以上停電が続くこともあります。

ワクチン保冷庫に蓄電池で電力を供給しても、途中で切れてしまっては意味がありません。POWERGATE JAPANのポータブル蓄電池は7,000Wと大容量なので、長時間の電力供給が可能です。

静音での電源供給が可能

POWERGATE JAPANのポータブル蓄電池は、静音での電源供給が可能です。

大規模接種会場や診療所、病院などでコロナワクチンの接種を行っている場合、排気ガスや振動、騒音が気になります。ワクチン接種後に安静にしている患者の近くで蓄電池が騒音を出していれば、落ち着いて待ってはいられないでしょう。

POWERGATE JAPANのポータブル蓄電池なら、発電機のように排気ガスや振動は発生しないですし、騒音も気になりません。

コロナワクチン用冷蔵庫に対応

POWERGATE JAPANは、コロナワクチン用冷蔵庫に対応しています。

下記のコロナワクチン用冷蔵庫については、動作検証済です。

動作検証済のコロナワクチン用冷蔵庫

  • PHC社 MDF-C9V1-PJ 超低温フリーザー
  • EBAC社 UD-80W74NF  -80℃ワクチン保管用フリーザー
  • カノウ冷機社 LAB8s  超低温フリーザー

日本フリーザー社のCVF-78HC 新型コロナワクチン保管用フリーザーにつきましては、検証いたしておりませんが、説明書を見る限り、物理的には対応可能な数値になっています。

現在使用しているコロナワクチン用冷蔵庫で利用できるか、短期レンタルで利用できるかといった相談も可能です。

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Posted by battery_user